2010年8月30日月曜日

フランス週間 (3)

ボストン美術館の浮世絵が神戸市立博物館にきている。
フランス語講座の最終日を前に、クラスの数人と見に行く ので、授業後一緒に行こうと、(私は授業受けてないけど)先生に誘われ、出かけた。
清長、歌麿、写楽の名品が並ぶ。これだけまとまった数の、しかも質の高い作品を日本でみられるチャンスはあまりない。
浮世絵はフランスの印象派に大きな影響を与えたように、フランス人の先生も大変な興味を示した。「歌麿は江戸の人々をうまくルポルタージュしているね」「写楽に自分をモデルにされた役者はうれしくなかったかも」などなど。
でもね、「花魁(おいらん)と芸者はどう違うの」なんて質問には私、恥ずかしながら答えられませんでした。
いつも思うのですが、外国語を習うことは、日本の文化を知ることでもあるんです。

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