2013年9月24日火曜日

備前焼急須


先月の句会の帰り、ふと立ち寄った天満屋デパートのアートスペースで出会った急須。若き作家さんご本人ともお話ができ、真摯に土と炎に向き合っていらっしゃるお話ぶりと、新しいかたちを求めながら、丁寧につくられた作品に心惹かれた。いつもなら、「いいなぁ」で終わるのだが、この日の私はなぜか違った。備前焼は家に山ほどあるし、急須が必要な訳でもないのに、私にとっては高い急須を買ってしまった。もちろん、すご〜く気に入って、欲しいと思ったんだけど。「欲しい」を「買おう」に後押ししたのは「この人を応援したいな」と思ったから。以前、見ず知らずの人が、私の作ったものを気に入って、しかもお金を出して買ってくださったのが嬉しいことだったから。
後でネットで調べたら、ささやかな応援の必要のないほど、すでに有名な方でした。でも、「大切にしてくれそうな人に買って貰えてよかった」と言ってくださった。彼の名は馬場隆志さんです。
この急須に似合う敷物が見つからなかったので、作っちゃいました。この急須で何を飲もうかしら。カップはどれがいいかしらと、楽しみです。大切に使いますよ!



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