2013年4月20日土曜日

瀬戸内国際芸術祭

21日まで直島を中心とする瀬戸内の島々で現代アートの作品展が行われている。
ツアーに参加した友人が「犬島」がとても良かったというので、行ってみたいと思っていた。
真冬のように寒いという天気予報に反し、良い天気だったので、急遽昼前に実家を出て、宝伝という牛窓に近い小さな港からフェリーに乗ること10分。銅精錬所の廃墟だった小さな島は観光客で結構にぎわっていた。
レンガが美しい精錬所美術館。噂にたがわず、鏡をたくみに組み合わせた不思議な空間だった。近代化産業の廃墟がエコの思想のもと甦った建築物と、三島由紀夫の家を使った作品とが強いメッセージを放っていた。
のどかな島に「家プロジェクト」の作品群が点在する。自然を意識した作品だからだろうか、アクリルや樹脂の現代アートの作品が、島の風景に溶け込んでいる。
3時35分のフェリーに乗って、今度は牛窓を回って帰ってきた。もう一度ゆっくり訪れたいと思う。
わずか半日だけれど異空間にいた感じ。島って不思議な力があるのかも。






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