2013年3月27日水曜日

一泊旅行

小学校の同級生と一泊旅行に出かけた。もう6年も続いているのは観光バスの運転手をしているH君のおかげ。
今回は「なばなの里」のイルミネーションを見に行こうと誘ってもらった。全然知らなかったけど、愛知県桑名の近くらしい。
が、まず向かったのは奈良だった!
それから知多半島の先っぽに宿をとり、温泉と魚料理を堪能した。
翌日、名古屋に向けて出発。途中「常滑」の標識を見つけ、陶芸会館(?)に寄り道してもらった。
写真は入口のポスト。可愛い!
名古屋に来たら「味噌煮込うどん」じゃ。
ところがこれが「味噌煮込まないうどん」でした。
名古屋城は改装中でしたが、桜が咲きかけて石垣がきれいでした。
なばなの里は桑名の近く、長尾というところにありました。広大なフラワーパークに四季折々の花が咲き、飲食店などが整備され、冬の間だけイルミネーションが見られます。日が長くなったので6時半の点灯まで、園内を散策。河津桜が満開でした。
さて、イルミネーションは素晴らしかったのですが、ここでデジカメの電池切れ。残念ながら写真をお見せできません。とにかく寒かったです。

2013年3月18日月曜日

「つかえない器」 展


ギャラリー北野坂 での「つかえない器展」が終わって一週間。実はこの作品展では戦利品があるのです。
作品展では非売として出品されていましたが、あまりに素敵で、作家さんに直接無理を言って分けていただきました。
一つ目は杉井敬三さんの「クモノウツワ」。ジュエリーなど金属の作家さんですが、これは、糸を芯に、型を取るのに使う蝋をコーティングしたもの。繊細さがたまらなく、「壊れるから使えません」とおっしゃるのを失礼を顧みず、持って帰りました。ぶつからないように、壁の高い所に、蜘蛛の巣のように止めてみました。存在感あります。


二つ目は、中谷悦子さんのカップ。
一見おしゃれなカップですが、持ち上げると・・・・
なんと、底が抜けています。つかえなさそうで実は使えるように作られた作品が多い中で、「使えるもんならつかってみろっ!」の心意気に惚れました。彼女とは初対面ながら、すっかり意気投合。グループ展の楽しさですね。

私の「水の器」と「空気の器」と「光の器」







水と空気は買ってくださる方がいました。使えないけど・・・・・
 


2013年3月4日月曜日

春は口から

今年は3月になってもまだ空気は冷たく、時々小雪が舞うこともありますが、確実に季節は進んでいます。
神戸に春を知らせるイカナゴ漁が始まり、小路を歩くと、どこからともなくイカナゴを炊く、独特の匂いがしてきます。
各家庭それぞれに味が違うのも、シンプルな料理だからでしょうか?我が家はお醤油もお砂糖も控えめの柔らかなくぎ煮です。今年は結構上手に炊けたかな…




昨日はひな祭り。ひな祭りといえば「祭り寿司」
岡山ではちらし寿司のことを祭り寿司と呼びます。瀬戸内の魚をたくさん入れたごちそうで、昨夜は中国の留学生をもてなしました。










お寿司を盛ったのはアメリカ人の作家の大皿。
備前などで修業され、現在は丹波の窯で作陶されています。
お寿司を盛るのにちょうどいいなと、おおらかさが気に入って、数年前に求めたのですが、使うのは実は初めて。少し深めの皿は、思った通り使い勝手も良く、豪勢に演出してくれました。

春、もうすぐですよ。

2013年3月1日金曜日

おひさしぶりです!



今日から3月。
2月は我ながらよく働きました。
今、開催中の「つかえない器」展で今シーズンの仕事は終わりです。


2月12日から17日までギャラリー北野坂で「Mitani Keiko帽子&ワークショップ」を開催しました。神戸で初めての個展。不安と心配がいっぱいでしたが、今思えば楽しい充実した一週間となりました。目標の50個の帽子を並べることができました。コンクリートの壁に掛けられた帽子たちはちょっと緊張気味なのか、すましているように見えます。
そして何よりの収穫は、ワークショップで出会った人達です。期間中40名を超える方々に参加していただきました。ほとんどの方はウールに触るのも初めてでした。出来上がった帽子やマフラーを身に着けて写真を撮り、会場に貼っていきましたが、みんなすご~く似合っていて、素敵です。この写真は私の宝物になりました。それにしても、遠くは福岡、岡山、京都、などから来ていただき、本当にありがとうございました。期間中ひどい風邪で、声が出なくて、病院に通いながらマスクかけっぱなしのお見苦しい姿、申し訳ありませんでした!

2月23日、私は倉敷にいました。美観地区では「雛めぐり」のイベントが始まり、これに合わせて倉敷民芸館でフェルトでお雛様を作るワークショップを頼まれていたのです。日頃お人形など作ったこともなく、年末に大急ぎでサンプルをつくったものの、なんだかね~と思いつつ、この日がやってきてしまいました。しかも参加者15名。会場は民芸館の展示室で石鹸や水が飛び散らないように、気も使わねばなりません。学芸員の方に助けていただきながら、何とか皆さん完成しました。出来上がったお雛様が勢ぞろいすると、なかなか壮観で、「街の雛めぐりのよりもええが~」「ここに飾っときゃあええなぁ」との声。そうそう、倉敷ケーブルテレビの取材もありましたよ。

2月27日、北野坂ギャラリーのワークショップに参加できなかったけど、どうしても作りたいっ!と、友人の通うお菓子教室の生徒さんと先生が集まって、コサージュを作りました。さすがに麺棒を使うのは慣れていらっしゃる!お菓子のようにやさしいお花ができました。


風邪を何回も引いてしまい、体調が万全でなかったので、正直しんどかったけど、一人で黙々と作っているのとは違って、人に伝えるむずかしさを感じました。そして、自分のしてきたことを見つめる機会にもなりました。
多くの友人、ギャラリーの方、家族に助けられました。好きなことができているって、とってもシ・ア・ワ・セ!