京都で「ぞうきん展」がおこなわれる。
曰く「雑巾は浄巾」
衣料としての役目を終えた木綿が雑巾となり世の汚いところを拭い、浄め、やがて襤褸(ぼろ)となって生涯をまっとうする。「木綿往生」と唱えたのは倉敷民芸館長だった外村氏。
日本では毎年200万トンもの衣料がごみとなって捨てられている。一片の残布も粗末にしない日本人の「もったいない」の心こそ、今、現代社会に求められている。
というわけで、捨てられるばかりになっていた思い出のTシャツを苦手のミシンを踏んで、雑巾にして出展することにした。
ラベルも、袖も、思いも、みんな縫いこんだ。
約150点の雑巾が集結するそうだ。
1 件のコメント:
Mondialisation et société de consommation...
Si tu le permets que ton chiffon favori, soit aussi le mien !
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