もうすぐ3月。
今年もお雛様を出してきた。
もう、何年もお内裏様だけ。三人官女も五人囃子も実家に置いたまま。みんな出してあげたいけど、寝るところがなくなってしまう。このお雛さん、パリまで旅行した。毛氈の代わりに敷いたのは、ギリシャで見つけた古布。台はパリの骨董市で見つけた正体不明の箱。店主曰く、「チベットかどこかのもの」。チベットというのは彼らにとって、どこか遠くのエキゾティックなところという意味。素朴な螺鈿が施してあって、海賊の箱見たいで、気に入って買った。桃の花を生けてあるのは韓国土産の青磁。左はデンマークの焼き物。インターナショナルだ。でも、不思議とみんな仲良くしてくれている。世の中、こうありたいものです。
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